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厄払い用の封筒(のし袋・白封筒)の正しい記入法

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厄払い用の封筒(のし袋・白封筒)の正しい記入法 行事
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厄払いを初めて体験すると、緊張とわくわくが混ざり合います。

同時に、祈祷料を納める封筒の記入方法に戸惑うこともあるでしょう。

この記事では、厄払いのための封筒(のし袋や白封筒)の記入方法から、お金の入れ方に至るまで、手順をわかりやすく解説します。

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厄払い封筒の選び方:2種類をご紹介

厄払いの祈祷料を納める際に使える封筒は主に二種類です。

  • のし袋
  • 白封筒

どちらも一般的な文房具店や100円ショップで購入可能です。

記入には筆ペンを用意しましょう。

のし袋を使用する場合は、蝶結びのタイプを選ぶことが大切です。

ここからは、のし袋と白封筒の具体的な書き方、お金の入れ方について、次の順番で説明します。

  1. のし袋(中袋がある場合)
  2. のし袋(中袋がない場合)
  3. 白封筒の記入方法
  4. お金の入れ方のルール

「のし袋」を選ぶ際には、ただ単に紅白のデザインというわけではありません。

各種類に応じた注意点を押さえて、適切に準備しましょう。

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適切な「のし袋」の選び方:水引について

厄払いの際に用いる「のし袋」の水引は、一般的に紅白の蝶結び(または花結びとも呼ばれる)が適切です。

蝶結び

蝶結び

蝶結びは、何度も結び直すことが可能な形をしているため、繰り返しのお祝い事や感謝の意を表す際に用いられます。

これは厄払いのような繰り返し行う儀式に非常に適しています。

一方、結婚式や特定のお見舞いなど、一度きりの願いを象徴する場合には「結び切り」や「あわび結び」と呼ばれるのし袋が選ばれることがあります。

結び切り

結び切り

あわじ結び

あわじ結び

これは一度結ぶと簡単には解けない結び方で、永続を意味するシチュエーションに最適です。

したがって、繰り返しの安全や幸福を願う意味合いがある、厄払いには蝶結びのデザインが施されたのし袋を選びましょう。

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厄払い用「のし袋」の記入ガイド

厄払い用「のし袋」の記入ガイド

厄払いに使用するのし袋には、中袋があるタイプとないタイプが存在します。

ここでは、それぞれのタイプに応じた詳細な記入方法を説明します。

中袋がある場合の「のし袋」の記入方法

のし袋の表面には、水引の上部に「初穂料」と記し、水引の下部には祈祷を受ける人の名前を書きます。

寺院での提供の場合、「御布施」と記入することが一般的です。

中袋の表面には寄付金額を「金〇〇円」と表記し、裏面には送り主の「住所」と「名前」を記入します。

市販ののし袋には、これらの情報を記入する欄が既に用意されていることが多いため、それに従って記入することが求められます。

金額の記入には、通常の数字または漢数字を使用することができます。

また、縁起が悪いとされる、「死」を連想させる4や、「苦」を連想させる9は避けた方が良いでしょう。

漢数字は次のように変換されます。

  • 一 → 壱
  • 二 → 弐
  • 三 → 参
  • 五 → 伍
  • 七 → 七
  • 八 → 八

たとえば、「金五千円」を「金伍千円」として記入することもできます。

この方法により、後での誤解や不正を防ぐための対策とされます。

中袋がない場合の厄払い「のし袋」の記入方法

中袋がないタイプののし袋では、記入方法が少し異なります。

表面の水引の上側には「初穂料」、水引の下側には祈祷を受ける人の「名前」を記入します。

裏面には「金額(金〇〇円)」と「住所」を記入することが一般的です。

寺院への提供の場合、「御布施」と記述します。

これで厄払いの際に使用する「のし袋」の基本的な書き方を解説しました。

次に、白封筒を使用する場合の記入方法についてもご案内します。

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白封筒の記入方法:厄払いでの適切な書き方

白封筒を使用する場合、表面には「初穂料」と祈祷を受ける人の「名前」を記入し、裏面には「金額(金〇〇円)」と「住所」を記します。

寺院への寄付の際には、「御布施」と明記してください。

これまでにのし袋と白封筒の適切な書き方について解説しましたが、重要なのは「名前」、「金額」、「住所」の三点を正確に記入することです。

これらの情報は事務処理をスムーズに行うために必要であり、これらを正しく記入しておけば、他に特別な注意点はありません。

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正しいお金の入れ方:厄払い用「のし袋」

正しいお金の入れ方:厄払い用「のし袋」

厄払いでのし袋にお金を入れる際には、いくつかのルールがあります。

まず、祈祷料として用意するお札は新札を使用してください。

一般的に、厄払いの際の金額は3,000円から10,000円が相場ですが、神社や寺院で指定されている場合は、その金額に従ってください。

のし袋にお金を入れる方法には特定の決まりがあります。

お札を入れる際には、お札の表面(人物の肖像が描かれている側)がのし袋の表側と同じ方向を向くようにしてください。

千円札など複数枚のお札を使用する場合も、すべてのお札の向きを揃えて、表面がのし袋の表側と同じ方向になるように配置します。

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まとめ

今回は、厄払いの際に使うのし袋や白封筒の書き方を説明しました。

重要なポイントをまとめると、以下の通りです。

  • のし袋の水引は蝶結びを選びましょう。
  • 神社では「初穂料」、お寺では「御布施」と記入。
  • 名前、金額、住所を忘れずに記入。
  • お金は表面を上にして入れる。
  • 文字の書き方に不安があるかもしれませんが、心を込めて記入すれば失礼にはなりません。

これらの手順を守れば、厄払いの儀式でのし袋や白封筒を適切に用意することができます。

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