レターパックは、簡単で便利な郵送手段として多くの人に利用されています。
しかし、記入ミスや配達証シールの剥がれなど、うっかりミスが起きてしまうこともありますよね。
この記事では、全てのレターパックに共通する「記入ミス」と、レターパックプラス特有の「配達証シール」に関するトラブルとその対処法をわかりやすくご紹介します。
レターパック全般:記入ミスがあった場合の対処法
修正可能な場合
レターパック(プラス・ライトのどちらも)に記入ミスがあった場合、小さなミスなら修正テープや修正液を使って簡単に訂正が可能です。
ただし、宛名や住所など重要な部分を誤記した場合は、修正すると受け取る側に不信感を与える可能性があります。
その場合は、新しい封筒を使用するのが安全です。
未使用なら交換可能
もしまだ未使用の状態であれば、郵便局の窓口で手数料55円を支払うことで、新しいレターパックに交換することができます。
手続き方法
- 交換したいレターパックを持参して郵便局に行きます。
- 窓口で「交換したい」と伝え、手数料55円を支払います。
- 新しいレターパックと交換してもらいます。
注意点
- コンビニでは交換手続きができません。必ず郵便局の窓口で行いましょう。
- 交換を希望する、記入ミスや配達証シールが剥がれたレターパックを郵便局に持参してください。
レターパックプラス限定:配達証シールに関する注意と対処法
レターパックプラスには、「受領印または署名」と記載された配達証シールが付いています。
このシールは、レターパックライトには付いていない、プラスだけの特徴です。
ここでは、配達証シールについての基本情報とトラブル時の対処法をご説明します。
配達証シールとは?
配達証シールは、受取人が荷物を受け取ったことを証明するためのシールです。
受取人が署名または印鑑で受領を記録し、配達員がシールを剥がして回収する仕組みになっています。
これにより、正しく荷物が届けられたことを証明できます。
配達証シールを剥がしてしまった場合
配達証シールを間違えて剥がしてしまった場合、そのレターパックプラスの封筒は使用できなくなります。
日本郵便の規定でも、配達証シールが剥がれた封筒の使用は認められていません。
対処法
郵便局の窓口で、手数料55円を支払い、新しいレターパックに交換してください。
配達証シールに誤って記入してしまった場合
配達証シールの署名欄に間違えて宛名や名前を書いてしまった場合も、その封筒は使用できません。
署名欄は受取人が記入するための欄なので、発送者が書き込んでしまうと使用不可になります。
解決方法
剥がした場合と同様に、郵便局で手数料55円を支払い、新しい封筒と交換してください。
配達証シールとご依頼主さま保管用シールの違い
レターパックプラスとライトの両方には「ご依頼主さま保管用シール」が付いていますが、配達証シールはプラスだけに付属しています。
それぞれの違いを理解しておきましょう。
主な違い
- ご依頼主さま保管用シール
発送者が保管するためのシールで、追跡番号が記載されています。荷物を発送後に追跡するために使います。 - 配達証シール
レターパックプラス専用で、受取人が受領したことを証明するためのシールです。
注意点
配達証シールは発送者が剥がしたり記入したりしないよう注意が必要です。
一方、ご依頼主さま保管用シールは発送前にはがして保管しておくことを忘れないようにしましょう。
配達証シールの12桁の数字でわかること
配達証シールやご依頼主さま保管用シールに記載されている12桁の数字は、荷物の追跡番号を示しています。
この番号を日本郵便の追跡サービスで検索すると、次の情報がわかります。
- 荷物の受付日時:いつ、どの郵便局で受け付けられたのか。
- 配達局への到着日時:荷物が配達担当の郵便局に届いた日時。
- 配達完了日時:受取人に荷物が届けられた日時。
追跡番号を活用すれば、荷物の配送状況をリアルタイムで確認できるので、安心して利用できます。
まとめ
記入ミスや配達証シールのトラブルが発生しても、慌てる必要はありません。
未使用の場合は郵便局で手数料55円を支払えば、新しいレターパックに交換できます。
コンビニでは交換手続きができない点に注意してください。
また、配達証シールはレターパックプラスの重要な特徴です。正しい取り扱い方を理解し、荷物を安全に届けましょう。
これで、レターパックのトラブルにも安心して対応できますね!